デイリートレーニングでは、コールユーブンゲン、コンコーネなどを使用したり、高校の教科書にあるソルフェージュを取り入れています。

最近、試験的に色んなことを取り入れてみています。

 

その中の1つをご紹介したいと思います。

今取り入れているのが、フロントブリッジをしながら歌うということです。

私は、金管楽器を吹いているのですが、社会人になると学生時代とは異なり毎日練習することが困難になってきます。そんな中で、なにか出来ることはないか？と試行錯誤した末にたどり着いたのがフロントブリッジとブレストレーニングです。

その話を副顧問としていたところ、デイリーにも取り入れることが出来るのではないか？という話になり取り入れてみることになりました。

 

フロントブリッジとは、体幹トレーニングの基本になります。体幹筋、腹直筋、殿筋、内転筋を鍛えることができるトレーニングになります。きちんと姿勢を作ことで、身体の内部が鍛えられます。

体幹筋や腹直筋などの、身体の基本になる筋肉を鍛えることが出来るので、身体の基礎機能改善にも効果があるとも言われています。

これが、実は慣れるまでは結構大変なんです。

 

【フロントブリッジの方法】

1．姿勢は、腕立て伏せのような姿勢ですが、両肘を曲げて床に付けます。

2．足はかかとを曲げ、つま先をまっすぐ立てるよう地面に付けます。

3．お尻が上がったり、下がったりしないように、身体がまっすぐになるようにします。

 

呼吸を止めず、ぐらぐらしないように気を付けながら、この姿勢を保ちます。

ポイントは身体を一直線に保つ、呼吸を止めない（そのために歌いながらしています）、視線は下です。

こんな体勢です。

写真用に構えたので美しいですが･･･普段は歌っているうちに脱落者続出です。

 

ライトバージョンの壁に手をつけた体勢で行うものもあります。

その日の状態に応じて何をするか考え、組み込んでいます。

以前、片足立ちで歌う（この体勢で歌うときに声がぶれないようにするのに、使う場所が歌うときにつかう場所なんだそうです。）ということをした時に、『先生やってないから言えんねん～！！！』と言った時に、私が後ろで楽器を吹きながら片足立ちをしているのを見て黙々と取り組んでくれた。というエピソードがありました。

しんどいことも一緒にすれば、みんな頑張ってくれるのだとその時に学びました。

音楽は楽してできるものでも、一朝一夕に上達するものでもありません。

でも、努力したことで、裏切られることはありません。

文化祭しか演奏機会のなかった音楽部ですが、入学式で歌わせて頂くというお役目も頂戴いたしましたので精一杯頑張っていきたいと思います。

今週から、期末考査1週間前に入り、部活はお休みになります。

しっかり勉強モードに切り替えて頑張ります。