心の教育
あいさつは、なんのためにするのでしょう?
そう、それは「相手にこころをひらくため」
なまえを呼ばれたら「はいっ!」と
しっかりこたえましょう。
そう、それは「素直なわたしをつくるため」
掃除には、しっかりとりくみましょう。
そう、それは「 わたしのこころをぬぐうため」
背筋は、まっすぐにのばしましょう。
そう、それは「 こころの根っこを育てるため」
2018年度より現行学習指導要領の「道徳」は、「特別の教科 道徳」と改定され、正規の教科となりました。それは、これからの社会を担っていく子どもたちにとって、こころの教育が大切にされなければならないという、わたしたちに共通する思いの表れでしょう。善悪の判断力は、知識だけではなく日常のたえまない生活実践を通して身につくものです。
学校生活の中に仏さまの
みこころが息づいています。
本校では、仏教系ミッションスクールならではの手厚い育みがあります。

ともいき活動
1年生から6年生までの縦割り活動です。この活動を通して年齢差を越えたつながりを体験し、思いやりや感謝の心を育みます。

瞑想
授業前には必ず瞑想を行います。腰骨を立て、背筋を伸ばし、姿勢を整えることで心を落ち着かせ、学びに集中します。

登下校時の合掌
登下校時に、ガレリアの「お釈迦様誕生」レリーフ前で、慈悲深く見守ってくださることへの感謝の気持ちを表します。

礼拝の時間
皆で心を合わせて、学園訓や般若心経を唱えます。自分の声と友だちの声を重ねることで、和の心を醸していきます。
▶ 宗教の時間
毎週の「宗教の時間」では、仏教精神に基づく道徳性を養っています。
▶ ともいきタイム(1・2・3年生)
仏教界で活躍されている先生方をお招きし、講話をしていただきます。経験に裏打ちされたお話が心に染み入ります。
▶ ともいきの集い(4・5・6年生)
仏教の専門家をお招きし、ともいきタイムで学んだことを踏まえて、お釈迦様やお太子さまの教えをさらに深めます。
▶ 以和貴(いわき)タイム(4・5・6年生)
月1回、仏教思想を専門とする教員が、お釈迦様やお太子さまのご精神を解きほぐして話します。仏教用語の意味も自分の体験や身の回りの出来事などを通して理解でき、宗教的情操が深まります。
▶ 礼法(4・5・6年生)
月1回、和室にて、茶道の師範にお作法を教えていただきます。子どもたちは、わが国の伝統文化に触れる中で礼儀作法を身につけ、一段と情操を豊かにします。
仏教行事

新入生授戒会(じゅかいえ)
新入生は総本山四天王寺にて仏教の伝統儀式「授戒会」に参加し、厳粛で荘厳な雰囲気の中、善い心を保つことを約束します。

花まつり
4月8日、お釈迦様の誕生を祝う行事です。花御堂の中のお釈迦様像に甘茶をそそいだり、甘茶を飲んだりしてお祝いします。