新入生 授戒会厳修

4月14日(水)、本校講堂におきまして、新入生授戒会が厳修されました。

 四天王寺東高等学校中学校は聖徳太子が信奉された仏教を建学の精神とした学校であり、毎年高校・中学共に新入生は入学後、まず「授戒会」の行事に参加します。

 「授戒会」とは和宗総本山四天王寺管長猊下より、三帰依戒・五戒・三聚浄戒という仏教の基本的な戒めを授かる仏教の儀式です。新入生は入学にあたり、まず授戒会に入壇し、聖徳太子の仏教のご精神を学び、人格的に成長する決意を固め、勉学や学校生活全てに生かすよう指導しています。

 例年であれば、毎年4月に四天王寺五智光院で行う授戒会ですが、今年度は新型コロナウイルス感染予防のため、三つの密を回避し、より広い空間である本校の講堂で行われました。生徒たちにとっては初めての仏教行事でしたが、厳かに読経が流れる中、気持ちも引き締まり、四天王寺管長猊下より、仏教の戒を授かり、戒を守る気持ちがあるかどうか、尋ねられた際には作法に則り、「よく持(たも)つ!」と大きな声でこたえていました。

 新入生はこの授戒会に入壇し、これから仏様の弟子として、学校生活をはじめとして様々なことに精進していきます。